【防災】危険が目の前まで迫ってやっとわかった本当に必要な防災対策。

こんばんは!

 

台風の被害がとてもおおきく、テレビを観ながら涙が出てしまいました。

 

住んでいる場所の近くや実家の近くなど、見知った場所が浸水被害を受けているのを見るのはつらいものですね…

 

わが家も台風直撃エリアに住んでおり、しかも夫が不在のため子どもたちと3人で過ごさなければならなかったため、この2日ほどは本当に怖くて眠れない夜を過ごしました。

 

これまでにも3.11の経験などからできる備えはしていたつもりだったのですが、いざすぐ目の前まで危険が迫ってきたときに本当に備えておかなければならないことは、もっと他にあったんだって気づくことができました。

 

かなり個人的な考えですがシェアしたいと思います。

 

 

まずわが家の状況として、夫の仕事の都合で親戚や知人のいない地域に住んでいるという背景があります。

 

ただこの土地に住んで6年くらいはたつのでだいぶ土地勘もでてきて、どの辺りに川や崖があるのか(洪水や浸水、土砂崩れのありそうな場所)についてはなんとなくわかっていました。

 

そして賃貸住まいで自治会には入っていないものの、地域のボランティア活動に参加してできたママ仲間がいたおかげで地元の人だからこそ知りうる情報を得ることができました。

 

 

●気づいたこと1●

季節や災害の種類で備えるべきコト・モノはかわる

 

当たり前のことですが、夏と冬、台風と地震では備え方は変わってきます。

 

今回避難準備をしながら、わが家の防災はどちらかというと地震に意識が向いていることに気づきました。

3.11を首都圏で経験した影響が強いです。

 

台風で外は暴風雨、季節の変わり目で寒くも暑くもなり得る。

 

そして避難はおそらくしても一晩だけ。

 

でも停電や断水のリスクはある。

 

そう考えると、濡れて冷えることを想定してカッパや保温シート(100均にも売ってるアルミのポンチョみたいなやつ)や大判のタオルは必須だなとか、下着の替えは1人2組は必要かなとか、洋服は温度調節のきくものにした方がいいよなとか、水は一晩だけど少し多めに持って行こうとか、そんなことを考えながら荷造りをしました。

 

大人ひとりで子供ふたりを連れて逃げることを考えるとそんなにたくさんの荷物は持てませんので、優先順位を考えながら、リュックの下の方に軽いものを詰めながら(その方が軽く感じて担ぎやすいそうです)準備しました。

 

でもこれが地震なら、数日避難する可能性があるから食料はもっと必要だったりするのかなとか。

 

いざ避難するかも!ってときになってようやくリアルに必要なモノを考えることができました。

 

まだまだリサーチが必要です。

 

 

●気づいたこと 2●

ご近所付き合いはやっぱり大切

 

これも当然のことなのですが、もともと私はそういうの大変そうだし面倒だな〜って思ってたタイプなので、改めて必要性を実感しました。

 

最近は自治会に入らない人も沢山いたりして、特に転入してきて土地勘がないうちに災害に見舞われたら超不安ですよね。

 

わが家は賃貸で自治会には入らない仕組みになっていたので(最近は賃貸暮らしの若者家庭は嫌がられることも多いそう)地域のボランティアに参加したり、職場の繋がりや子どもの園繋がりでできた仲間のおかげでたくさんの情報を得ることができました。

 

そこで気づいたのは、自治体が避難を呼びかけてからでは手遅れなことがあるということ。

 

よく災害時に話題になることですが、やっぱりそうなんだなと実感。

 

すでに川が氾濫寸前なのに、テレビを見てもネットを見ても自治体からの避難指示は出ていなかったんです。

 

川沿いの方は皆さん自主的に避難していたそう。

 

たまたま氾濫しなかったからよかったものの、これが長野や栃木のように実際に氾濫していたら、相当な被害が出ていたことでしょう。

 

日頃から自分で情報収集しておくのはもちろんですが、土地勘のある地元の方や消防団などに入っていて災害時の状況に詳しい方との繋がりがあることで、今回はめちゃくちゃ救われました。

 

子どもがいて家族があって守るものがあるから、もう人付き合いが面倒だとか、人見知りだから無理とか言ってる場合じゃないなって思いました。

 

 

●気づいたこと3●

避難所に行かない選択肢もある

 

これは災害に詳しい友人から、日頃からよく聞いていたこと。

 

子連れでの避難所生活はとても大変だしいろんなリスクもあるので、自宅避難という選択肢をぜひ考えて欲しいということ。

 

もちろん家が倒壊したり浸水したらそんなこと言っていられませんが、今回のように台風の場合なら「うちは川にも崖にも近くないから自宅避難でいこう」ということを冷静に考えた方がいいなと思いました。

 

というのも、今回私の住む地域で開設された避難所をよくよく確認してみると、自宅よりも川に近かったり山や崖のような場所に近かったりするところばかりだったんです。

 

わざわざ暴風雨のなか、自宅よりも危険かもしれない場所にいくメリットはないですよね。

 

それにそのとき開設されている避難所が歩いて行くには難しい距離だったことも大きかったです。

 

近くに市営の体育館など避難所になりそうな場所は沢山あったのに、それらは避難所として開設されるには至りませんでした。

 

今回はたまたま通信障害がなかったので情報はすべてネットで得られましたが、暴風雨だと防災放送なんて全然聞こえないので、やっぱり防災ラジオはあった方がいいのかも!と思いました。

自治体で貸し出したり販売したりしてるやつですね。

 

 

なんかまとまりもなく、思いついたことを備忘録的に書いてみました。

 

今回のことを踏まえて、わが家も災害への備えを見直していきます!